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20080802 横須賀水中処分隊展示(23)

今日は立春.暦の上では春の知らせ.でも,まだまだ寒いです.昨年はこの時期,横浜は雪が何度か降りました.今年は雨でしたから,少し暖かいとは云っても,寒さは続きます.ここ『てくの』は,ずっと真夏です.では,横須賀水中処分隊さん展示第23回目です.
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2008年8月2日(土) 海上自衛隊横須賀地方総監部一般開放 水中処分隊展示

高速で,そして隙間などあるのだろうか?と云う程の至近距離で交差します.写真の並びを確認すると,この場面は2度目の交差(冒頭から数えてではなく)です.何度観ても見事な場面です.よくよく考えると,こちらのゴムボートは車のようにハンドルがある訳ではありませんから,素人からすれば,真っすぐ海上を突っ走るっている自体が,既にものスゴい事なのです.積み上げられた訓練の成せる高度な技術です.先日の真冬のハドソン川不時着陸の後,機長さんが仰っていた言葉を思い出します.「優秀な乗務員が乗り合わせていて,訓練の通りにしたまで」.高度な技術は一朝一夕に身に付くものではありませんし,また,「その時」に訓練の通りに行動できるかは,精神面での訓練も必要ですよね.平常心を保って行動する.とってもとっても難しい事です.

先日,「掃海隊群司令部水中処分班」のページの「EOD員の活動実績(抜粋)」の項目を拝見して,大変申し訳ないのですが,初めて救助活動をされている事も知りました.今回は救助活動の記録を転載させて戴きます.

▼41.2.4 羽田沖に全日空機が墜落、救助活動
▼57.2.9 羽田沖に日本航空機が墜落、救助活動


折しも,真冬のこの時期の事であります.昭和41年2月4日には私は生まれていませんので,記憶もありませんが,昭和57年2月9日の記憶はしっかりあります.丁度,中学2年ぐらいで期末試験の最中であったと思います.先生が教室のテレビを点けて報道を観ていました.羽田は近いですし,よく行っていた場所ですから,どのあたりに墜落したのかが判りました.その日は晴れていましたが,真冬です.ウェットスーツを着た方々が海に潜って救助活動をしている場面を何度も映像で観ました.27年前の事ですが,今でもその映像を思い出せます.飛行機事故は本当に恐しく痛ましい,と強く記憶に刻まれた事故です.また,真冬の海で救助活動されている方々に強い尊敬の念を抱きました.27年が経過した2009年,その救助活動に水中処分員の方々があたられていた,と云う事を知りました.随分と時間がかかりましたが…改めて,昨年8月2日に初めて「横須賀水中処分隊さん展示」を撮らせて戴き,1場面1場面を時間をかけて見直し,投稿していく事の「意味深さ(大きさ)」を痛感しています.
by wissenbrristol | 2009-02-04 22:39 | 横須賀水中処分隊