VT to the origin(exてくのFK)

200906 横須賀水中処分隊の皆様(5)「納まる」

1秒毎の1場面.続く3秒3場面のうちの3秒め.「これ以上は寄れない.これ以上は引けない視界」.でも,この距離で良かったのです.実際には,見学のSea Friend1号さんとどれほど距離が開いていたのか思い出せませんが(常にファインダ内からの記憶)ぎりぎりファインダ内いっぱいの記録です.ここ『てくの』初の連続3投稿となりました.
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2009年6月『YOKOSUKA軍港めぐり』にて 海上自衛隊さん横須賀警備隊「横須賀水中処分隊」爆発物処理班の皆様

「掲げられたクウキ」がお背中に納まる直前の場面.この日,この地点には,横須賀水中処分隊の皆様と共に大勢の方々が集まっていました.画角いっぱいに皆様が点在されている,と云う場面は,殆どありませんでした.交通船さんがいらした事も初めてだと思います.使用しているレンズの倍率を上げた事もあると思いますが,ここ『てくの』に投稿すべき,「技術」が洋上に凝縮されている場面が格段に増えました.現在,速報性の高い『本館』『別館』を先行して投稿しています.700pixは,ライブラリィ的ブログですので,後を追う形で投稿しています.

この日,この時,この場所に居なければ,殆ど私たち「一般人」が目にする事のない光景.しかも,洋上ですから,尚の事です.普通に目にする機会は滅多にありません.もし,目にする機会があるとしても,断片的です.映像であるかもしれませんし,紙媒体かもしれませんが,かなり確率は低くなります.それもほんの数秒.ほんの数枚(もしかしたら1枚だけの場合も).勿論,今回のご準備されている場面も3秒間です.ほんの一瞬.でも,ここ『てくの』が続けられる限り,1枚ずつ,一瞬ずつが積み重ねられてゆきます.横須賀水中処分隊の皆様や水中処分員の皆様,潜水員の皆様の一瞬ずつが積み重ねられた時,徐々に皆様の「任務」が観えて来る筈です.少しずつ…少しずつ.でも…皆様が真の実力を発揮される「海の中」は…

常に「全て」は揃いません.でも,何事も一度にいっぺんに「全て」が揃う訳ではありません.皆様がこうして日々,さまざまな訓練をされているように,「全ては積み重ね」.見学・記録する事の可能な(赦された)限りで,新米見学者も地道に積み重ねてゆくのです.

重要な事は多々凝縮されているのですが,写真で伝え切れない事で,とても重要な事.それは「気象条件」.この日,この場所は,かなりの強風でありました.文字で書いたり,耳で聴くだけでは「単に強風」になってしまいがちですが,「強風」と云うのは,どれほど人の判断力を鈍らせ,動作を阻むものであるか.それだけは,実際に「この日,この場所」でなければ判らない事でもあります.皆様が至極「当たり前に普通」にしていらっしゃる対比.このとても重要な事がどうしても伝えられないのです.
by wissenbrristol | 2009-06-10 01:27 | 横須賀水中処分隊