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200905 横須賀水中処分隊の皆様(2)「新島行動より帰投」

【今回の投稿前に,前回の投稿に写真を1枚追加し,文章も追記致しました】
連動する各ブログ再構築中の為,半月の間,ここ『てくの』と『ぐらふぃこ』をお休みしました.再稼働させます.元の投稿ペースに戻しましょう.とにかく,記録の写真の数が格段に増えました.では,『てくの』再開第1回投稿は,ご無事に「新島行動より帰投」された,横須賀水中処分隊の皆様です.
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2009年5月『YOKOSUKA軍港めぐり』にて 海上自衛隊さん横須賀警備隊「横須賀水中処分隊」爆発物処理班の皆様

横須賀水中処分隊の皆様は,5月18〜22日まで,東京都新島にての「爆発性危険物の捜索,揚収,処分」に向かわれていました.前回の投稿は,その「新島行動における訓練」の場面でありました.

「海底から索や錘を引き揚げている写真は、浅海域において効率よく捜索を行うため基線(基準となる索)を撤収している時の当隊の訓練模様です。」

今回の投稿前に,前回の投稿を追記と云う形で再投稿しました.追記分の文章を,今回の投稿にも転載致します.
これまで,web上の資料(平成16年度,平成20年度『News Tokyo(都政新聞)』)でのみ,新島での横須賀水中処分隊の皆様の任務について知る限りでありました.何度もその資料をプリントして読み返しては,頭の中に思い描く1週間となりました.特に昨年の平成20年度の,『News Tokyo(都政新聞)』の記事を何度も読み返しました.「新島行動」は,昭和44年から始められているにも関わらず,平成20年度の取材当日1日だけで,100kgを超えるであろう爆発物が発見された事,その前年平成19年度でも410kgの爆発物が発見処分された事が書かれています.昭和44年と云えば,1969年です.今年2009年で丁度40年です.それでも,未だに?そして,今年平成21年度も,横須賀水中処分隊の皆様は,新島へ向かわれました.この投稿の場面から数日後に.何とか記録出来た訓練の場面.距離はありましたが,それでも,これまで「全く知らなかった」「観えて来なかった」状態とは違います.たった2枚の写真(前回の投稿)であっても,実際に,命にかかわるやもしれない大変危険な任務にあたられる方々に接する事が出来た(訓練を見学する事が出来た)のは,大きな前進です.「全然知らないけど,どこかの誰かがやっている」と云う漠然とした感覚ではいけないのです.また,改めて写真に記録する事の大切さ,重要さを思いました.

そして,横須賀水中処分隊の皆様は,無事「新島行動」より帰投されました.今回の場面は,その直後です.皆様のお姿を拝見し,大変安堵致しました.『News Tokyo(都政新聞)』の記事にも書かれているように,横須賀水中処分隊の皆様を写真撮ってブログを書く事ぐらいしか出来ない新米見学者が「心配」するのも,逆に失礼なのかもしれませんが…

「 水中で求められる、あらゆる事案が彼らのテリトリーだと聞くが、水深50mを超える海中で作業することも求められるその仕事内容に、改めてこのプロフェッショナルな集団に我々が守られている事を実感する。

 彼らの仕事は、何も爆発物の処理に止まらず、およそ水中であればすぐに対応を求められる15名からなるプロ集団なのだ。」


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2009年5月『YOKOSUKA軍港めぐり』にて 海上自衛隊さん横須賀警備隊「横須賀水中処分隊」爆発物処理班の皆様

今回の平成21年度「新島行動」においては…

「今年度は約400kgの砲弾類を揚収しました。揚収した物件については現在陸上の弾庫にて保管中であり、後日爆破処分する予定です。」

記述が重複しますが,新島での「爆発性危険物の捜索,揚収,処分」は昭和44年から実施されているそうです.今年で丁度40年.未だ「続いて」いるのです.横須賀水中処分隊の皆様が続けられているのです.では,新島は危険な場所?そうではありません.何の為に,横須賀水中処分隊の皆様が営々と長きに渡り,毎年新島に向かわれているのでしょう.それは,「安全な」「安心な」海に変える為に他なりません.大変美しい新島の海が安全である為に.事実,矛盾するような事を書きますが,昨年8月2日まで,「水中処分隊」「水中処分員」「EOD員」の名称・存在を全く知らなかった事,また新島は行った事がないけれど,大変美しい海と自然に囲まれた素晴らしく魅惑的な島,と云う認識は,昭和44年以降,「安全な場所」であるからではないでしょうか.

時として,自らの命を賭けて「護ろう」としてくれる方々がいらっしゃる事を,あまりに私たちは知らな過ぎると思うのです.そのような方々の存在は漠然と判っていても,そのお一人お一人に接する機会が少ない為に,「どこか遠い存在の人たち」になってしまっていませんか?と書いている自分も,昨年までは,そうであったのです.だからこそ,出来る限り,距離を近づけたい.繋ぎたい.失敗繰り返し,でも,見学を続ける.記録を撮り続ける.それが,これまで,「全然知らなかった一人」に出来る事.微力であっても,積み重ねれば,厚みが出て来る筈です.今一度,前回投稿追記分を今回の投稿にも加筆転載します.

今回投稿が約半月間空いたのは…この『てくの』の投稿は,時として,とても難しいと云う事もあります.これまで,自分が歩んできた分野ではなかった為,殆ど判らない状態から,何とか調べ,学び,考える必要がある為です.決して,安易に投稿出来ないのです.拙い投稿ではあるかもしれませんが,これが残念ながら,多くの「世間一般人」の認識レベルなのです.「活字離れ」が云われて久しいご時世.非常に正確に詳細に文章のみで解説してあったとしても,読まれなければ伝わりませんし,「世間一般人レベル」から高い位置になります.このブログを開設している,まだまだ知識よちよちの頼りない新米見学者が少しずつ「前進」して行く課程において,より多くの「これまで全然知らなかった方々」も共に,少しずつ「前進」して下さる事を願っています.こんな事を書くのも,おこがましいのかもしれませんが…敢えて.

写真,若干粗いですね.今回より,高倍率のレンズにて強引に距離を引き寄せている為と,霞がかった天候によるものです.何とか鮮明にしたいのですが…せめて,「もっと光を!」.
by wissenbrristol | 2009-06-02 01:03 | 横須賀水中処分隊